トビタテ!郡高生!
2025年9月4日 08時00分6月22日(日)、福島市で「ふくしまの未来を担うグローバル人材育成事業」の壮行会と事前オリエンテーションが行われました。
この事業は「官民協働海外留学支援制度~トビタテ!留学JAPAN新・日本代表プログラム」の「拠点形成支援事業」で、今年度、郡山高校からは4名の派遣留学生の採用が決定しました。
【事業についての詳細はこちら】https://www.pref.fukushima.lg.jp/site/edu/global.html
この夏、探究活動を海外で行う派遣留学生の留学計画と留学先を紹介します。
宇角 玲哉 さん 「ドイツサッカーと地域のつながりからこれからの福島のスポーツの発展の鍵を見つける」(ドイツ/ミュンヘン)
本田 美織 さん 「人種差別の歴史と現代の世代との対話から切り込むルッキズム」(アメリカ合衆国/ニューヨーク)
西野 早咲 さん 「『観光+α』~被災地・福島からつなぐ、観光のその先へ」(ポルトガル/モイメンタ・ダ・ベイラ、リスボン)
藤本 光莉 さん 「ドリームギャップをなくすために、様々な視点を取り入れた教育の可能性を探究する」(アメリカ合衆国・ニューヨーク)
※ 4名とも留学期間は約2週間です。
壮行会では、キビタンも応援に駆けつけてくれました。
事業を支えてくださっている支援企業の皆様やトビタテ!留学JAPAN同窓生組織の皆さん、地域協議会の皆さんと写真撮影です。
続いて、事前オリエンテーションが行われました。トビタテOB・OGの留学体験発表や講話に続き、各自の探究活動計画をブラッシュするためのグループワークが行われました。
この一週間前には、全員が東京でのオリエンテーションに参加してきましたが、そのときよりもリラックスして自分の計画について説明することができ、グループメンバーや地域協議会の皆様からアドバイスや質問をいただき、自分の考えを深めることができたようです。
オリエンテーションの最後には、本田さんが、派遣留学生を代表して御礼の言葉を述べました。
地域協議会からのエールでピアノ演奏された「群青」*に励まされたこと、悩みを抱える誰かの力になりたいという探究活動への想い、「自分を愛せる多文化共生社会を福島に作りたい」という夢について、参加者全員に目を配りながら、堂々と語りました。
「群青」*:東日本大震災とそれに続く原発事故によって離ればなれになった南相馬市立小高中学校の生徒たちの、故郷への想い、友人との絆、未来への希望が込められている合唱曲
実は当日、トビタテOGとして、本校卒業生の小原れいなさんも応援にかけつけてくれていました。
小原さんをはじめ、様々な場所で卒業生が活躍しています。
4名の派遣留学生がこの夏海外で探究活動を行います。
そして先輩の活躍に触発された後輩たちがこれから世界に羽ばたきます。
トビタテ!郡高生!